歌:えんそく
作詞:ぶう
作曲:えんそく
例えばね
世界の終わりを企む悪者のボスだろうと
気が付きゃ寝てた ふと目が覚めた一人の夜は
ただ寂しいおじさんに戻るよ
まだ深夜1時 書き物に疲れ 少しだけ
マッドサイエンティスト 古い夢見てた
遠いビル明かり
真っ黒に塗り損ねていた そこが邪魔で
あの日々を思い出す
「アタシ君を独り占めに やっぱしたいって
思っちゃったの」って君は 言った
二人だけが知ってた 世界の果てから
魔法が解けて 閉め出され 時は過ぎ
君にどこか似ている 薄紅のツルバラ 開いた
乱れ咲いた 新しい終末の絵を
今は描いているところ
二人目の子供の話なんて聞いてない
いつの間にそんな「でかいの」がいる
写真の君の部屋には個性の無い
ベージュのソファーが置かれている
あの日々を思い出し 閉じる
この部屋でボクは、毎晩ずっと
この「生け簀」を壊す武器を作ってる
怪人、怪獣、新しい機械
とびきり悪いアイデアで
いずれさ
皆殺しにして 全部救ってやるんだ
ボクの仲間だけじゃないぜ
もう死んじまった大事な人
スレ違ったまま別れた人
どんな奴だって
もちろん
君と あの日終わっちまった途切れた物語も
ホントはね
この世界はとっくに終わってるのに 難しいんだ
色褪せた神の回る目が光る
でも諦めないよ
目を開けて 夢を見て 悪ガキに戻る
中二になって もう無敵
ノートを開き 次々と悪い怪人を作り
指揮をとるのに 日々忙しい
ふと気づいて目をやる
あの日々を思い出す空
窓の外 朝焼けが 忌々しくまた
汚れた町を色付けてゆく
ボクラだけが知ってる世界の果てから
魔法をかけて
暗闇に咲くバラよ
君にどこか似ている あの子の上に降って
刺さって 狂い咲いて
次の終わりの絵を共に描いて遊ぼう
闇色の筆で
君に毒を放った 反射し頬照らして
誘って 甘く香る月を追いかけ
いつか君の町にも行くよ
夜の霞に 紛れボクの描いた終わらない悪夢を見せに行くよ
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