歌:DUSTCELL
作詞:Misumi
作曲:Misumi
未だ見ぬ畢竟
浮世に咲き誇れよ
目眩く夢際越え
君は強く切り裂いた 心の固い殻を
薄暗く閉ざされた 気持ちが空を捲る
遠い昔 似たような
青い目を見たことがある気がするよ
気のせいかな
人生の端書きは 思い出せないけれど
ある章でふいに出会う 霧の籬の中で
約物の数だけで下手な嘘わかるくらい
共に過ごした 語り合った
生きていること忘れそうな度
君に触れるだけで輪郭を思い出す
不器用すぎる命はまだ続く
「そして」という接続詞で
未だ見ぬ畢竟
浮世に咲き誇れよ
目眩く夢際越え
二つ分の血潮が独独巡って
極彩の色合いに染まる
何億海里 深い夜の底でも
君がいれば温かい
たまにゃ午睡 空には揚げ雲雀
道なき道を赴く儘に
落ちる砂時計
流れる音が変わってく
終わりがあるから
今を大切にできるんだろう
地平線の向こう 黒い星
不死身のつもりの僕らは
風光る万緑の海
不意に立つ 淵底の気配
一行だけで全てはずれてゆく
「そして」ページは捲れる
滲んだ言葉 変わらずを願えども
変わらずにはいられない
砂に還る君の輪郭なぞって
色即是空の意味を知る
袖振り草 そばに咲く藍微塵
後書きはまだいらない
白い雲が空を流れてゆく
その行く先に慶びよあれ
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