作詞:林直大 作曲:林直大
文字化けモールス信号が
響く朝の改札口
我先と急ぐ足音が
アスファルトに刻む
地団駄の蠕動
洋菓子包む個包装が
縮こまっていくスピードで
残高不足に立ち止まる
不得手に舌打つ側になる
切り取り線を超過して
チキンに貼られたテープは
剥がれかけた彼の暮らし
声のない悲鳴
触れば命が爆ぜる疾さで
廻る街で何を探してんだっけ
知るほど分からなくなって
螺旋の上で目を回すだけ
いつからか
出口を求め辿り着いて
出口を探して果てていく
鼻息ひとつ噛み砕かれて
この骨身だけ街に溶けていく
これからどこに向かえばいい?
あとちょっとだけ寝ていたい
肩を揺り起こされて気づく
大崎に用などないのに
鎖に縛られた昼食
食べてるようで食べられてる?
見つかる前の異物が
ごちゃごちゃ言うなよ
壊れた前歯の治療の名目で
酸いや甘いを見抜く神経を切るように
痛みに疼く心を
取り替えてくれ、インプラントで
緑の鱗 蜷局を巻く
僕らを喰らう夢の形
窓に押し当てられた頬に
結露の胃液がじわり滲んでく
ATTENTION PLEASE.
命が爆ぜる疾さで
廻る街で何を探してんだっけ
見るほど映らなくなって
螺旋の上で目を閉じるだけ
いつからか
出口を求め辿り着いて
出口を探して果てていく
堂から堂へ巡る鋼鉄
この骨身だけ街に溶けていく
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