卒園式の準備にやさしい8曲
保育園・幼稚園の卒園式に向けて、やさしく門出を伝える定番をまとめました。入場・思い出・感謝・門出の流れに沿って並べ替えると、式全体がすっきり整います。
年長さんにも歌いやすい音域の曲が中心です。贈呈やスライド上映などの演出と組み合わせて、温かな時間をつくりやすい選曲です。
「さよならぼくたちのほいくえん(ようちえん)」
園生活を振り返りながら前へ進む気持ちを素直に表現できます。ゆったりとしたテンポで、閉式前の合唱や退場前の一曲に向いています。
言葉の間を大切に発声すると客席まで届きやすく、最後は深めのお辞儀で締めると余韻が整います。
「はじめの一歩」
“これから”を見つめる門出の歌です。修了証書授与後のクライマックスやフィナーレに置くと流れが自然です。
最後のフレーズで一歩踏み出す振りを入れると、写真にも残りやすい統一感が生まれます。
「こころのねっこ」
友だちや先生と育ててきた“根っこ”をテーマに、落ち着いた雰囲気で会場に温かさが広がります。入場や始まりの一曲としても適しています。
主旋律を年長、簡単なハミングや手振りを在園児に任せる構成で、無理のない重なりが作れます。
「ね」
日々の思い出を抱えたまま次の場所へ進む気持ちに寄り添う、やさしい空気感が印象に残ります。
卒園式やお別れの場面で、歌詞を読み返しながら感謝の気持ちを確かめたいときにも向く一曲です。
「キラキラがいっぱい」
明るい表情づくりに役立つ軽やかなナンバーです。思い出スライドの後に配置すると、会場の雰囲気がやさしく上がります。
間奏で小さな手拍子や指先のキラキラ動作を入れると一体感が生まれます。
「ありがとうこころをこめて」
保護者や先生への感謝を丁寧に届けられます。花束やメダルの贈呈シーンと相性が良い曲です。
歌い出し前に深呼吸の合図を入れると、ことばが明瞭になり伝わりやすくなります。
「ぼくのたからもの」
園で見つけた“たからもの”を言葉にする曲です。写真スライドや思い出紹介と合わせると印象が深まります。
フレーズごとに代表児を入れて朗読風に前置きしてから歌に入る構成も効果的です。
「ともだちになるために」
会場参加型にしやすい定番です。1番は年長、2番は在園児や先生が重ねるなど、合同合唱に適しています。
サビ頭で客席に顔を向けるだけの簡単な演出で、無理なく一体感を作れます。
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